インドカレー屋はアトラクションである

インドカレー屋はアトラクションではありません。



私はインドカレーが好きで、1人で外出した際にはかなりの確率でインドカレー屋に入ります。

インドカレー屋、人を選ぶ節があるので、人と一緒だとインドカレー屋行こうよ!とは言いづらいです(かなしい)。


本題に入ります。

インドカレー屋はもちろんアトラクションではなく飲食店なのですが、私はインドカレー屋にアトラクション性を見出だしています。
インドカレー屋には食以外の楽しみがたくさんあるのです。
記事のテーマはインドカレー屋ではありますが、今回は食べ物以外のところに注目してお話させて頂こうと思います。


・店内のテレビで流れている番組

インドカレー屋にはテレビが置いてあることが多いのですが、そこで流れている番組は大体2パターンに分けられます。

①普通の日本の番組
②インドの番組 

です。

①は日本の普通の家庭で見られるのと同じ、NHKやTBS、たまにローカル局などの番組を流しているわけですが、②、インドの番組。私はこれが大好きで、店内に入ってテレビでインドの番組が流れているとものすごく嬉しくなって、カレーへの期待も否が応でもあがってしまい、実際カレーのおいしさも3割増しくらいに感じます。


インドの番組はインドの番組なので何の番組なのかよく分からない時もあったり、映画かな?という時もあったりします。
(おそらく)インドのヒットソングランキングが流れていた時があり、時折店員さんが小声で歌っていて良かったです。この感じはインドカレー屋でしか味わえない。

ところでインドカレー屋、インドカレー屋ではあるのですが、働いているのはほとんどがネパールやバングラデシュの方だという話をよく耳にします。あれは本当なのかな?
本当でもそれを含めて「インドカレー屋」という概念な気がするので大好き。
インドの番組ももしかしたらインドじゃなくてネパールの番組なのかもしれないですね…。


・店内の装飾

インドカレー屋の店内にはヒンドゥー教タペストリーやガネーシャ(象の神様)の置物などがたくさん置かれているところが多く、注文したカレーを待っている間に席からそれらを眺めるのがとても楽しいです。

何年か前、お店の壁に大きく老人(ヒンドゥー教関係?)の絵が飾られていたことがあり、この人前に別のインドカレー屋さんでも見たな、と気になって「この人はどういう人ですか?」とお店の方に訪ねてみたことがあるのですが、お店の方の返答はニコッとしながら「分からない」でした。
何なのか分からない人の絵をデカデカと飾ってるの、メチャメチャ面白い。

装飾とは違いますが、メニューや看板の日本語にも愛嬌があったりしてとても良いです。
この前訪れたお店ではメニューに明らかな合成の跡があってちょっと面白かった。
そういう"雑さ"もインドカレー屋の魅力であると思います。


今回は食べ物以外の話をしましたが、もちろんインドカレー屋での食事も好きです。
私は特にチキンカレーとチャイが好きで、お店に入るとアイスチャイは絶対に頼みます。
ポーションも1個全部入れます。

あとはナンは熱々で出てくるけど以外と早く冷めちゃうとことか、辛さダイジョブですか?って聞きに来てくれる店員さんとか、インドカレー屋なのにセットのスープがみそ汁のお店があったりとか、そういうもの全部ひっくるめて「インドカレー屋さん」が大好きです。

お腹空いてきた。

それでは。